2014年10月12日

第9回渡来人囲碁まつり

第9回渡来人囲碁まつり(兼第10回悟空記念碁会)が2014年10月4日(土)〜5日(日)に松本市浅間温泉・梅の湯と浅間温泉文化センターで催されました。
1日目は、梅の湯で日本棋院90周年記念の日本棋院中部総本部大澤健朗二段による指導碁。小中高校生5人、大人8人が大澤先生の熱心な指導を受けました。それぞれの棋力に応じての的確な指導に参加者全員が満足している様子でした。大澤先生とのご縁を今後も大切にして行きたいと思います。
2日目は、浅間温泉文化センターでの団体戦(8組24人出場)、個人戦(18人出場)、級位者大会(6人出場)が行われました。結果は次の通りです。
団体戦:優勝 信州大学棋道部(中西恒輔・佐藤優輝・辻直弥)
    第2位 中信A(松沢良昭、前田忠英、安田和夫)
第2位 囲碁普及ボランティアグループ(井川恵右、丸山紀明、近藤多摩樹)
第2位 悟空チーム(肥後尚幸、向井純夫、樋上照男)
 個人戦:優勝 樋口裕祐六段、第2位 安保芳男四段、第3位 滝沢伸夫五段
     第4位 河辺素康二段、第5位 田川照枝三段、第6位 佐々木治雄三段
 級位者大会:優勝 近藤美保1級(全勝で初段位を獲得しました)
       第2位 高野守弘5級、第3位 外舘龍太郎2級
渡来人囲碁まつりがどんな趣旨で催されてきたか、少々説明します。
信州松本・安曇野は、大陸から移り住んだ渡来人に関わる遺跡が多く、その渡来人との融合文化の地であるとされています。“文化の融合は世界の友好平和に通ずる”という考えをもとに5つのテーマ「論」「芸」「食」「繋」「健」を定め、信州松本・浅間温泉の地で「渡来人まつり」を行って来ました。そのテーマの1つ“人と人を結ぶ”「繋」としてアジアを発祥とする囲碁を取り上げ「渡来人囲碁まつり」を実施し、今回で第9回になりました。子どもへの囲碁の普及と、みんなで楽しむ渡来文化の囲碁の発展に今後とも努めて参りたいと思っています。
全参加者は55人、そのうち小中高大学生の参加は13人でした。 (記:峯岸八戒)

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posted by 管理人 at 09:10 | 2012年以降のアーカイブ